365日と、2日


「ここでなにかオソロしよーよ!」

満面の笑みで言う愛菜。

「シュシュとかどう?」

私が色違いの水玉模様のシュシュを手に取ると
愛菜は、

「うち髪の毛むすぶような長さじゃないからむりっしょ~」

と簡単に断られた。


しばらくして愛菜が、声を上げた。

「あ!ネックレスとかどう!?1050円だし安いじゃん!」

一瞬私は校則をかんがえたけど、
校則はみんな当たり前のように破っている。


「いいかも!シンプルにハートとかいんじゃない!?」


二連のハートのネックレスを指さすと愛菜は


「いいかも!これにしよ!」


二人の意見があい、二人はこれを購入し
その場でつけあいっこした。


「愛菜似合う!」

かわいらしい愛菜にはとても似合っていた。

「早希だって超にあうよ!」


他愛もない言葉を掛け合いながら
笑いあった。


そのあと近くのカフェに入り
話をしてそれぞれ帰宅した。


アドレスも交換し、翌朝学校に行く約束もした。

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