星に願いを
キーンコーンカーンコーン・・

「じゃあねー」
「ばいばいっ」

やっと1日が終わった。

「おい、帰るぞ」

いつのまにか、涼が教室にいた。
机の上に広げていた教科書を
机につめこんでいる。

「どこ行ってたの?」

「屋上。寝てた。
ほら、はやく」

涼はあたしの腕を掴んで歩く。

歩くの早いし痛いっ・・

「なんか急いでるの?」

「いや、べつに!」


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