覆される都市伝説
『ええっ?』

わたし…着替えること、できるの?

「了解。明日から少しずつ持ってくるよ」

「ヒマな時で良いからな。今、ソウマは店を留守にしているんだろう?」

「あ~。ソウマさん、今は買い付けに出ているからなぁ」

ハズミはトレーからコップを一つ持って、マカの隣のイスに座った。

「今年は特に、色んなことが起きすぎてパニックになってるって。表の世界と裏の世界、バランスが崩れてるって険しい顔で言ってた」

「…だろうな。一度境界線が崩れると、修復するまで時間がかかる」

「マカ達が何とかできないの?」

「そこまで万能ではない。そもそもこんなに大きな亀裂が入ったのは、長い歴史の中でも類を見ないほどだ。…しばらくはいろんな意味で落ち着かないだろうな」
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