1/3の微妙なカンケイ
その辺りに、奏ちゃんの姿はなくて。
よし、帰ろう。
思ったら、我が家も鍵がかかってて。
「…仕方ないな、行くか」
奏ちゃんの家に足を向ける。
ここにいなかったら、タクトに言い訳できる。
けど、インターフォンを鳴らすと、奏ちゃんの声が返ってきた。
『ちょと待ってて』
あたしはまだ、何も言ってない。
よし、帰ろう。
思ったら、我が家も鍵がかかってて。
「…仕方ないな、行くか」
奏ちゃんの家に足を向ける。
ここにいなかったら、タクトに言い訳できる。
けど、インターフォンを鳴らすと、奏ちゃんの声が返ってきた。
『ちょと待ってて』
あたしはまだ、何も言ってない。