1/3の微妙なカンケイ



決まった時間、決まった場所。

道の向こうから奏ちゃんが現れる。

ぴったりの時間。

いつもと同じような格好。

性格の、根っこのところが、すごく優しくできてる奏ちゃん。

その、優しいところが、柔らかい雰囲気になって、まとわりついている。

あの雰囲気も、いい。

あたしは歩き出す。

わざとこちらを見ない奏ちゃんに、すっと近づく。

< 20 / 194 >

この作品をシェア

pagetop