不良イケメン男子校に入学します。
「ほんと、ありがとうね、助けてくれて。」
最後にちゃんとお礼が言いたくて少しだけ微笑んで言った。
「お前さ‥‥」
そう言ってあたしに近づいてきた三浦潤。
‥‥えっ!な、なに!?
あたしの前まで来たとき、背の高い三浦潤があたしの顔をずいっと覗いてきた。
え、こ、これは何!?!?
めっちゃ顔近いんですけど!!!
やばい、ドキドキが‥‥!!!
近すぎる三浦潤の顔を見ていられなくて、ぎゅっと目をつむった。