地味な彼はトップモデル

「あっ、私明日からデビューをする野上咲です。
実は、神ざじゃなくて九条要君を探していて今日始めてここに来たため迷子になってしまって・・・」



「そうだったんだ。
なら僕が九条くんのところまで送ってあげるよ。」



「本当ですか！？
ありがとうございます！」



「いえいえ、この事務所に入るんだよね？
これから宜しくね？」



なんて天使みたいな人なんだ！
イケメンだし、優しいし、完璧な優男だ！



「ここまっすぐ行ったところの第一レッスン室にいるから。」



「ありがとうございました！」



「じゃまた今度ね。」


「はい。」