繋いだ手
ちょっと前まで、引きずってて、
あたしを痛くさせたアイツからだった。
大きく煙を吐いて、気持ちを切り替えたはずなのに、
まだちょっと、(チクリ)とした。
アイツを思い出す時の自分は惨め。
一人だと惨めな気持ちがよみがえってきて、出れなかったかもしれない。
善が隣にいてくれてよかった。
あたしは、誰とでも浅く付き合うという事ができない。
善が、自分の事話してくれる分、自分の事も話したいとは思ってる。
けれど、言ってないことが多すぎて、何から話せばいいのか、わからない。
頭の上をそれが一周して回ったけれど、
口元から漏れた、バージニアの分身に紛れさせて、
その場を、とりあえず切り替えた。
「ごめん、ごめん。あぁっプランだよ!
どーするぅ?
何処いこう?
今日はね、あたし、歌いたい、あと、走りたいし、
うわっ、
どうしよっかぁ〜?何しよう?!」
「ぷっは!!!一人慌て?
超急いでるっっ。」
「ははっ、ごめん。
なんか、テンパってるみたい?ごめん、ごめん。
別にそんなんぢゃないんだけど、ははっ…
とりあえず、お腹へったね。」
あたしを痛くさせたアイツからだった。
大きく煙を吐いて、気持ちを切り替えたはずなのに、
まだちょっと、(チクリ)とした。
アイツを思い出す時の自分は惨め。
一人だと惨めな気持ちがよみがえってきて、出れなかったかもしれない。
善が隣にいてくれてよかった。
あたしは、誰とでも浅く付き合うという事ができない。
善が、自分の事話してくれる分、自分の事も話したいとは思ってる。
けれど、言ってないことが多すぎて、何から話せばいいのか、わからない。
頭の上をそれが一周して回ったけれど、
口元から漏れた、バージニアの分身に紛れさせて、
その場を、とりあえず切り替えた。
「ごめん、ごめん。あぁっプランだよ!
どーするぅ?
何処いこう?
今日はね、あたし、歌いたい、あと、走りたいし、
うわっ、
どうしよっかぁ〜?何しよう?!」
「ぷっは!!!一人慌て?
超急いでるっっ。」
「ははっ、ごめん。
なんか、テンパってるみたい?ごめん、ごめん。
別にそんなんぢゃないんだけど、ははっ…
とりあえず、お腹へったね。」