彼氏は可愛い年下系
「祐希奈っ!!」



「っ?」




大声で呼ばれ、あたしはどうしたかと思った。




すぐにわかった。




あたしは、信号無視をしていないのに、




乗用車が、あたしに向かって走ってきた。




逃げないといけないのに、……足が、すくむ。





ひかれる―――――………





「き、キャー!!!」




どこからか女性の叫び声が聞こえる。




痛く、ない……?




あたしは起き上がり、目の前を見た。




「…………え?」




見えたのは、倒れている一樹君と、血だった。




目の前が、暗くなっていく。




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