胸の音‐大好きな人へ‐

パンフをよこしてきたヤツらが放った整形ってセリフの意味が、やっと分かった。

店の指示なんだろう、サンタのコスプレをしてジュース売りのバイトに励む女は、間違いなく春佳だった。

顔が全く違う。

この前会った時の目じゃなくなってる。

『一重ではれぼったいのが嫌』と言い、危なっかしい不器用な手つきでつけまつげをつけていた瞳は、何をどうしたらそうなるのかってくらい大きな二重まぶたに変化している。

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