王子様と林檎飴
「おい、彩のせいで俺が代わ――――――――」




彩を見るとまだ顔が真っ赤だった
思わずそれに見とれていると






「猫柳、お前の代わりに長岡があいさつしてくれたんだ。後で礼を言っておけよ。」





と促されて





「あ、ありがとう……亮。」






よっぽど恥ずかしかったのかうつむきながら言ってきた








―――――――コイツ、絶対俺の女にしよう







何故かそう決心した瞬間だった
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