しゃぼん玉
リクは義弘を睨みつけたが、義弘はそんな視線ものともせず、熱い番茶をすすっている。
メイがいないこの空間は、やけに広く見えた……。
リクは複雑な想いを胸に食事を終えると、風呂に入る前にミズキにメールを送った。
《メイが、ウチ出て行っちゃいました。
俺に任せろとか偉そうなこと言ったくせに、こんなことになってごめんなさい。
もしメイが訪ねて来たら、すぐ連絡下さい。
宇都宮さんも、明日から仕事の合間にメイを探してくれるそうです。
俺も明日学校が終わったら、メイを探します。》
送信……。
ミズキは何と返事してくるだろうか?
不安と緊張が入り混じった思いで返事を待った。