しゃぼん玉

15畳以上はあるマサヤの部屋はいつものようにこざっぱりとしており、その部屋の中央にあるテーブルの上には、昨日アイリが持ち込んだコンビニ弁当の空きトレイが二つ、無造作に置いてある。

“マサヤ、私の分も食べたのかな?”

なぜだかほっこり、優しい気持ちになった。

差し入れをちゃんと食べ切ってくれたのが、すごく嬉しかった。

そのトレイを手にし、いつもマサヤがケータイをいじっているベッドの上やソファーを見やる。

だが、そこにはケータイはなかった。

“そうだよね。

今日は帰ってからずっとリビングにいたみたいだし、ここにあるわけないか……”

今日のケータイチェックはあきらめて部屋を出ようとした時、あるものが目にとまった。

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