しゃぼん玉

メグルは、メイが清の手伝いをしている姿に心底驚いていた。

「メイも一緒に作ったのっ?」

テーブルの上の皿を見渡しながら、喜びと驚きが混じった声音で尋ねる。

「そうだよ。今日、腰の調子が悪くてねぇ。

メイちゃんにもお願いして、手伝ってもらったんだ。

おいしそうだろ?」

「うん! 腹へったぁ。

着替えてくるね!!」

まるで、部活帰りの男子中学生の様な口調でその場を去るメグル。

清はそんなメグルに「少しは女の子らしくできないものかねぇ」と、嬉しそうなため息をついた後、

「手伝ってくれて助かったよ。

ありがとう、メイちゃん」

メイは無言でうつむくことしかできなかった。

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