コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
「綾菜~そんな嫌がることないじゃん?
遥太くん、可愛いし。」
「そうだよ!キープだよ。」
周りの子が、本人を目の前にそんなことを言い始める。
「そうそう!キープでいいよ~?」
遥太くんまで、調子にのりだした。
「綾菜先輩、まだ僕のことなんにも知らないでしょ?
なのに、フるなんておかしくない?」
・・・え?
「もっとちゃんと僕のこと知ってよ。ちゃんと見て!」
ちょっと真剣になった顔は
本当に桐山くんにそっくりだった。
「それでから、答えだして!」
ね?と念押ししてくる。
そんなこと言われても・・・・
わたしの答えは最初から決まってるのに。
「じゃあ、そろそろ帰るね。」
「あ、うん・・・。」
遥太くんはにっこりと笑って
教室をでていった。