コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~

「綾菜~そんな嫌がることないじゃん?

遥太くん、可愛いし。」

「そうだよ!キープだよ。」


周りの子が、本人を目の前にそんなことを言い始める。


「そうそう!キープでいいよ~?」

遥太くんまで、調子にのりだした。


「綾菜先輩、まだ僕のことなんにも知らないでしょ?

なのに、フるなんておかしくない?」


・・・え?



「もっとちゃんと僕のこと知ってよ。ちゃんと見て!」


ちょっと真剣になった顔は

本当に桐山くんにそっくりだった。


「それでから、答えだして!」


ね?と念押ししてくる。



そんなこと言われても・・・・

わたしの答えは最初から決まってるのに。


「じゃあ、そろそろ帰るね。」

「あ、うん・・・。」


遥太くんはにっこりと笑って

教室をでていった。



< 270 / 833 >

この作品をシェア

pagetop