コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
秀と、綾菜ちゃんたちとの合流場所へ向かおうとしたとき
ちょうど、俺の携帯が鳴った。
画面を見て
嫌気がさす。
「さき、行っとくぞ。」
「ああ。」
俺の表情を見て、秀は何も聞かず歩いていった。
秀の背中を確認してから、
更衣室の隣の人気の少ないところを見つけて
そこで、通話ボタンを押す。
「はいは~い。」
普段の俺を演じる。
「どうしたの~?真希ちゃん。」
「ふざけないで。」
・・・・っげ。
「栄一!!どういうつもりなの?」
「・・・・真希。」
同じクラスの真希だった。
みんなの前では、俺のことを嫌いなように言ってる真希だけど
本当はよく俺を誘ってくる常連さん。
でも、俺との仲を隠したいらしくて
みんなの前では"平野"って呼ばれてる。
だから、俺も"真希ちゃん"って呼んでる。
でも、今は二人のときの呼び方。
ってことは・・・・
やっぱり昨夜のことか。