コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~

秀と、綾菜ちゃんたちとの合流場所へ向かおうとしたとき

ちょうど、俺の携帯が鳴った。


画面を見て

嫌気がさす。



「さき、行っとくぞ。」

「ああ。」


俺の表情を見て、秀は何も聞かず歩いていった。


秀の背中を確認してから、

更衣室の隣の人気の少ないところを見つけて

そこで、通話ボタンを押す。



「はいは~い。」


普段の俺を演じる。


「どうしたの~?真希ちゃん。」

「ふざけないで。」


・・・・っげ。


「栄一!!どういうつもりなの?」


「・・・・真希。」



同じクラスの真希だった。

みんなの前では、俺のことを嫌いなように言ってる真希だけど

本当はよく俺を誘ってくる常連さん。



でも、俺との仲を隠したいらしくて

みんなの前では"平野"って呼ばれてる。

だから、俺も"真希ちゃん"って呼んでる。



でも、今は二人のときの呼び方。


ってことは・・・・

やっぱり昨夜のことか。







< 351 / 833 >

この作品をシェア

pagetop