コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
「綾菜~~!!!」
「あ、律子だ!」
パラソルからでると
手を振りながら
駆け寄ってくる律子が見えた。
その手にはペットボトルが二本握られている。
「ごめん!遅くなった。
自販機遠くてさ~。
って、あれ?」
律子の視線はわたしを通り越してパラソルへ向けられる。
わたしも視線を追いかける。
センリくんがパラソルからわたしたちを覗き見ていた。
「だれ?」
律子が不振そうに見る。
「センリくん。」
「は?」
「いや、あのね・・・・。」
なんて言ったらいいんだろう?
そんなとき
「ちぃ~?ちぃ~?どこ行ったんや?あいつ。」
男集団の大きな声。
会話も中断して律子と二人、
声の方を振り返った。