コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~

「あの・・・・
それよりも"ちぃ"って?」


さっきうやむやにされたことをもう一度掘り返す。



「ああ。こいつのこと。」

とセンリくんを指差す。



「え?なんでちぃなの・・・?」

「いや、千里(ちさと)やから・・・・」

「うわあ!!」


センリくんが大きな声をあげる。

そして、罰が悪そうにこっちを向く。



「え?ちさと?」

センリじゃなくて・・・・?


「ちがう!俺は、センリや!!」

「嘘つくな!おまえは中島 千里(なかじま ちさと)やろ。」



センリくんはまた殴られていた。



「どういうこと?」


殴られた頭をなでるセンリくんに問いかける。


「あ、いや・・・・ごめん。」

「ええ!?」


「こいつな、自分の名前が嫌いやねん。
女の子みたいやから。

だから、ナンパするときに名乗るんは
いっつも"センリ"。

千里(ちさと)って音読みしたらセンリやろ?」


確かに、そうだけど・・・・。



< 381 / 833 >

この作品をシェア

pagetop