コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
わたしのつぶやきが聞こえたのか
センリくんが『あ、いや』と少しうろたえる。
「まず!
この子は倉持 綾菜。
さっきナンパしてん。断られたけど。」
集団にわたしを紹介しはじめた。
「どういうこと?」
小声で問いかけてくる律子に、とりあえず苦笑い。
「へえ~。ちぃが断られるなんて、はじめてやな~。」
「やろ?
まあ、そんで仲良くなってん!」
「はあ!?そこ意味がわからん。
いろいろすっ飛ばしすぎやろ。」
センリくんは、ペラペラと事情を説明している。
わたしもその間に律子に事情を説明した。
「で、そっちの子は?」
事情を聞いて納得してから、わたしに聞いてきた。
「あ、この子はわたしの友達です。」
「なるほど。
とにかく、ちぃが迷惑かけたってことはわかった。」
先頭の人が『すんませんでした』とまるで父親のように
センリくんの頭を押さえつけ、一緒に謝ってきた。
「いえいえ。
一緒におしゃべりしてただけなんで。」