コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~


「絶対、ちゃんと食べてよ?

なんなら、冷蔵庫に煮物の残りとかあるから。」


「ん。」



返事はしてるけど、ちゃんとわかってるのかな?


大輝のことだから、なにも食べずにゴロゴロしてそう。




「絶対だよ!
絶対だからね!!」


「・・・・わかったって。」




軽く睨んできた。


もう、この辺にしといたほうがいいかな。



大輝、怒っちゃう。




「ならいいけど。」




時計を見ると、9時50分。


いけない!!




「じゃあ、わたし行ってくるからね。

お留守番よろしくね!!」



「ガキかよ。」




フッと笑った大輝に手をふって
わたしは家をとびだした。




< 66 / 833 >

この作品をシェア

pagetop