sweet memory 2


「わー」


夜景の美しさにただただ声をあげるあたし


雅紀くんは車を止め


「色々ゴメンな」


と手を握りしめる


「ううん あたしもごめんね」


「あまり考えるなよ それに負い目を感じないで欲しいんだ」


「うん・・・」


申し訳なさそうに小声になる


「オ・レ・は
さっきも言ったように千春がいればそれでいいんだから だからお前もそういう気持ちでいてほしい」


「うん わかった」


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