sweet memory 2


「今すぐキスしたい」


「ダメだよ 誰か来ちゃうし」


『行き先ボタンを押してください』


エレベーター内にコールが鳴り響く


そんなコールなんて無視


甘い甘いキス



その時 突然エレベーターが開いた


あっ!


目の前には男の人の集団が…


「おい おい雅紀
こんなことですんなよな 気持ちもわからないではないが…」


友達?


「お前らどこへ行くんだよ」


「タバコ吸いに出て 拓郎が躓いて転びそうになって 手を置いたところがたまたまエレベーターのボタンだったわけよ」


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