[続]愛しき人
『俊哉…』

「みさき…どうしたんだ?今日は具合が悪いから病院に行くと言っていただろ。行ったのか?どうだったんだ?」

『うん。病院は行ったよ。病気じゃなかったよ。』

「・・・・・もしかして」

『妊娠3か月だって…多分、あの時の…』

「みさきっ。ほんとに…ほんと??美咲ありがとう。産んでくれるよね…それを言いに来てくれたの?…もう、今日は仕事になりそうにないな…お父さんにも報告だね…
あっ…でも美咲体大丈夫?つらいよね…」


『俊哉…産んでもいいの?私…子供』

「何言ってんだよ!俺と美咲の子供だろ。俺たちが愛し合っている証じゃないか…美咲の体が大丈夫なら、俺は産んでほしい。だめか?」

『違うの…その…子供はもうイヤかなって…』

「俺が美咲を 美咲が俺を愛している証拠。こんなにうれしいことはないだろ。」

『よかった…喜んでもらえないかと思ったら、不安になっちゃって。会社まで来ちゃった…ごめんなさい』

「みさき…俺が仕事中で傍にいないとき、不安になったら、いつでも会社に来て!!美咲が不安になって一人でいるより、俺安心だから。お願いだ。」



よかった…俊哉とあえて。あのまま自宅に帰っていたら不安に押しつぶされそうになっていたから…



報告をしたら、一之瀬の父は、とても喜んでくれた…

あんなことがあったから、私のことをすごく心配してくれていたみたい…

親ってありがたいと感じた。私もこんな親になりたと思った…
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