リスタート ~最後の恋を始めよう~ 【前編】
「牧野さん。ちょっと、確認なんですけど」
「なんだよ」
「牧野さんに告白して玉砕した人って、北原さんの他にあと誰がいるですか?」
事前に聞いていたほうが、不意打ちにあわないんですみますから、教えて欲しいです。
突然、方向転換した話題に、なんのことだと目を白黒させている牧野に、明子は今日のことを語って聞かせた。
「今度、飲みに行きましょうって、約束してきちゃいましたよ」
いいなあ。北原さん。すごい好きー。
足をバタバタさせて喜んでいる明子に、牧野もなんだかなあと笑うしかなかった。
「北原な。なかなか面白いぞ、あれ。確かに、お前と気が合いそうだな、あいつ。ズケズケと、はっきり物を言うだろ。綺麗なあの顔で」
ケタケタと笑いながらそういう牧野に「そうですね、自分に自信たっぷりなところは、牧野さんによく似ているかもですね」と、明子もしたり顔で笑う。
「自信があってなにが悪い。自惚れてるわけじゃねえ。積み重ねてきたもので作った自信だぞ。あって、なにが悪いんだよ」
「悪いなんて言ってませんよ。牧野さんから自信をなくしたら、ただの顔が良いだけの人にじゃないですか。自信たっぶりでいいんですよ、牧野さんは」
「なあ。褒めてるんだよな? 俺、褒められてるんだよな?」
「褒めてますよ。いい子いい子してあげます?」
「おう。俺は褒められて伸びる子なんだ。褒めろ褒めろ」
「どちらかって言うと、牧野さんは吼えて育つ子って感じですけどね」
あははと楽しそうに笑う明子の頭を小突いてから、牧野はやや神妙な顔つきで告くってきた女子かあと、考え出した。
「なんだよ」
「牧野さんに告白して玉砕した人って、北原さんの他にあと誰がいるですか?」
事前に聞いていたほうが、不意打ちにあわないんですみますから、教えて欲しいです。
突然、方向転換した話題に、なんのことだと目を白黒させている牧野に、明子は今日のことを語って聞かせた。
「今度、飲みに行きましょうって、約束してきちゃいましたよ」
いいなあ。北原さん。すごい好きー。
足をバタバタさせて喜んでいる明子に、牧野もなんだかなあと笑うしかなかった。
「北原な。なかなか面白いぞ、あれ。確かに、お前と気が合いそうだな、あいつ。ズケズケと、はっきり物を言うだろ。綺麗なあの顔で」
ケタケタと笑いながらそういう牧野に「そうですね、自分に自信たっぷりなところは、牧野さんによく似ているかもですね」と、明子もしたり顔で笑う。
「自信があってなにが悪い。自惚れてるわけじゃねえ。積み重ねてきたもので作った自信だぞ。あって、なにが悪いんだよ」
「悪いなんて言ってませんよ。牧野さんから自信をなくしたら、ただの顔が良いだけの人にじゃないですか。自信たっぶりでいいんですよ、牧野さんは」
「なあ。褒めてるんだよな? 俺、褒められてるんだよな?」
「褒めてますよ。いい子いい子してあげます?」
「おう。俺は褒められて伸びる子なんだ。褒めろ褒めろ」
「どちらかって言うと、牧野さんは吼えて育つ子って感じですけどね」
あははと楽しそうに笑う明子の頭を小突いてから、牧野はやや神妙な顔つきで告くってきた女子かあと、考え出した。