リスタート ~最後の恋を始めよう~ 【前編】
「そこで、なんかこう、色っぽい展開というか、艶っぽい展開というか、そんなことにはならんかったのか? いい年した男と女が一緒にいてだな」
「だから、何度も言いますけど、そんな展開はありません。もう、しつこいですよ」
小林の言葉にぷんと剥れる明子に、小林はなんだかなあと頭を掻いた。
「あってもいい展開だろ」
「だな。牧野だからなあ」
意味ありげに笑いあう小林と君島に、明子は「なんですか、その牧野だからっていうのは」と、また頬を膨らませる。
なにがなにでも、なにかあったとしたがっているように食い下がる二人に、さすがの明子も疲れてきた。
そんな明子に、小林は畳み掛けるような勢いで喋り続けた。
「だからな、牧野だぞってことだよ。そりゃな、堅いときはとことん堅いけどな、弾けるときはとことん弾けるぞ、あいつは。俺の知る限り、その状況は弾けてもおかしくないんだよ。弾けたときのあいつは、かなりのやんちゃ坊主だぞ。誰に止まれと言われても止まらない、大暴走野郎ぞ」
「なら、弾ける気分にはならなかったんでしょ。なんせ、相手が私ですもん」
「バカ。だからだろ。小杉は、ほかの女どもと違ってあれの実態を知ってるから言えるけどよ。あいつ、ホントに女の子のおっぱい大好き男だぞ。三度の飯より好きだぞ。女の子自体は三度の飯と同等だけどな、女の子のおっぱい限定なら、三度の飯より好きだぞ。知ってるだろ?」
「もう。セクハラで訴えますよ。おっぱいおっぱいって。おっぱい星人なのは、そりゃ、知ってますけど。だからって、見境なく何かする訳ないじゃないですか。お弁当を盗み食いとは、訳が違いますよ」
明子の反論を聞きながら、それでも君島と小林は納得できないというように、首を傾げあう。
「どうなんだよ、ホントのところは。隠すなよ」
君島がまた明子を見上げて、少し意地悪げな笑いを見せながら、明子のその頬を面白そうに指で押した。
「だから、何度も言いますけど、そんな展開はありません。もう、しつこいですよ」
小林の言葉にぷんと剥れる明子に、小林はなんだかなあと頭を掻いた。
「あってもいい展開だろ」
「だな。牧野だからなあ」
意味ありげに笑いあう小林と君島に、明子は「なんですか、その牧野だからっていうのは」と、また頬を膨らませる。
なにがなにでも、なにかあったとしたがっているように食い下がる二人に、さすがの明子も疲れてきた。
そんな明子に、小林は畳み掛けるような勢いで喋り続けた。
「だからな、牧野だぞってことだよ。そりゃな、堅いときはとことん堅いけどな、弾けるときはとことん弾けるぞ、あいつは。俺の知る限り、その状況は弾けてもおかしくないんだよ。弾けたときのあいつは、かなりのやんちゃ坊主だぞ。誰に止まれと言われても止まらない、大暴走野郎ぞ」
「なら、弾ける気分にはならなかったんでしょ。なんせ、相手が私ですもん」
「バカ。だからだろ。小杉は、ほかの女どもと違ってあれの実態を知ってるから言えるけどよ。あいつ、ホントに女の子のおっぱい大好き男だぞ。三度の飯より好きだぞ。女の子自体は三度の飯と同等だけどな、女の子のおっぱい限定なら、三度の飯より好きだぞ。知ってるだろ?」
「もう。セクハラで訴えますよ。おっぱいおっぱいって。おっぱい星人なのは、そりゃ、知ってますけど。だからって、見境なく何かする訳ないじゃないですか。お弁当を盗み食いとは、訳が違いますよ」
明子の反論を聞きながら、それでも君島と小林は納得できないというように、首を傾げあう。
「どうなんだよ、ホントのところは。隠すなよ」
君島がまた明子を見上げて、少し意地悪げな笑いを見せながら、明子のその頬を面白そうに指で押した。