キスはおとなの呼吸のように【完】
「いってらっしゃいchuか。口がうまくないシオリにしては、ずいぶん大胆なメッセージですね」

背中ごしにカズトがいう。
裏口に顔をむけながら視線だけをカズトにふった。
カズトは右手ひとさし指に貼られた絆創膏をさみしそうに見つめていた。
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