それから。〜不機嫌な先輩と不器用恋愛〜
「根岸君。君は何もわかっとらんね。
規則に、
『活動実績のあるものが5名以上在籍していること(つまり幽霊部員は部員とはみなさない)。』
というのがあるのだよ」
部長さんは、わかったか、と言わんばかりに胸を張る。
「あのな。同好会に格下げになったら、部費が出ねぇんだぞ。
なんやかんや自腹になるんだぞ」
「それは困る」
「だろ?だから言ってんじゃねぇか、頭下げろ」
部長さんは根岸先輩の首根っこをつかんで、無理やり頭を下げさせた。