恋愛学級~先生と私~
・・・帰りの下校時刻、私は先生に呼ばれ、
今日一日どうだったかを聞かれた。
ふと、話終えて時計をみると、
時間は最終下校時刻を30分もしたまわっていた。
・・・やばいっ。早く帰んなきゃ・・・
と思い、バッグを教室にとりにいったとき、
なんと教室にいたのは、古城君だった。
「あ、転校生さんだ。」
「・・・な、なんでいるの?」
なんでだか、胸がどきどきしている。
「え、ああ、教科書忘れちゃって。
それより、真中?さんってさ、かわいいよね。」
?!「えっ・・・あのそれはどういう・・・」
「いやっ、そっち方面じゃなくってさ。
なんか、いろいろおどおどしてるとこがおもしろくって・・・」
おもしろいと、かわいいはだいぶ意味がちがうんだが・・・
「でも、古城君だってかっこ・・・」
「おいっ、そこの2人下校時刻を過ぎているぞ。早く帰れ!」
・・・怒られたし。。。
途中まで、古城君と一緒に帰り、わかれ道で・・
「真中、困ったことあったらいえよな!
一応俺、委員長だし・・・」
彼は、やっぱり、南ちゃんに聞いたとおり、優しい。
「うん!ありがとう!また明日ね!」
私は、自分なりにかわいい笑顔で手を振った。
なぜだか、彼の顔がちょっとだけピンク色にみえた・・・