「仲間入り」「敵」
お弁当を食べ終わり
ツクミさんがお茶を淹れてくれた
疲れが一気に吹き飛んだような気がした
「おいしい…」
「でしょ?一族の秘伝の茶葉だからね♪」
「へぇ~」
「あ!」
ツクミさんが手をパンと叩いた
「どうした?ツクミ」
「いえね、ナオちゃん今学校も行ってない事だし、うちの店でアルバイトしてもらってはと思ってねぇ」
「どうだ?ナオ、やるか?」
「タイキは良いの?」
「オレは構わないぜ」
「家には家事全般やってくれるナクナがいるし」
「そっか…、ツクミさん、やります」
「それは良かった♪ではこのエプロン着て明日からよろしくお願いしますね♪」
「はい」
「それじゃあ、今日はもう帰るか」
「うん」
「はい、また明日よろしくね♪ナオちゃん♪」
「はい、今日はありがとうございました」