ROCK YOU!
「「南が1番上手いんだ?」」
「「うん!凄いよー愛里紗は」」
まじか。
南が、オレらの臨時メンバー……
……それから、一時の沈黙が続き
「「じゃぁ、南にお願いしようかな。臨時だけどよろしくね」」
海斗がそう言ってから
音楽室のドアを開ける音がした。
「なあ、空ぁ…」
その時、純希がオレに話掛けてきた。
純希が言いたい事は、なんとなく解った。
「純希…オレ…」
「臨時メンバー、
決まりました」
オレが言いかけた言葉を遮って、後ろから肩を組まれた。
「海斗。おつかれ」
「あぁ、うん。割とすんなり決まったけどね。でも、まさか南になるとはね」
海斗はちょっと怪訝な顔をした。
「うん、オレも思った!だって南って奴、絶対海斗の事好きだろ!それで、距離を縮める為だけにメンバーになったんじゃねーの?!」
純希は興奮気味にそう言う。
純希も、オレと似たような事考えてたんだな。
「それはどうか分からないけど。まぁ、面倒くさいと思うけど南と4人で頑張ろう」
「おう」