ROCK YOU!


「「南が1番上手いんだ?」」

「「うん!凄いよー愛里紗は」」

まじか。

南が、オレらの臨時メンバー……


……それから、一時の沈黙が続き


「「じゃぁ、南にお願いしようかな。臨時だけどよろしくね」」


海斗がそう言ってから
音楽室のドアを開ける音がした。


「なあ、空ぁ…」

その時、純希がオレに話掛けてきた。

純希が言いたい事は、なんとなく解った。


「純希…オレ…」


「臨時メンバー、
決まりました」



オレが言いかけた言葉を遮って、後ろから肩を組まれた。


「海斗。おつかれ」

「あぁ、うん。割とすんなり決まったけどね。でも、まさか南になるとはね」


海斗はちょっと怪訝な顔をした。


「うん、オレも思った!だって南って奴、絶対海斗の事好きだろ!それで、距離を縮める為だけにメンバーになったんじゃねーの?!」


純希は興奮気味にそう言う。
純希も、オレと似たような事考えてたんだな。



「それはどうか分からないけど。まぁ、面倒くさいと思うけど南と4人で頑張ろう」



「おう」





< 66 / 82 >

この作品をシェア

pagetop