素敵すぎる恋愛…あなたの世界へ…

自宅に帰り着くと、

もう、笠井さんと勇人さんがリビングにいた…

二人とも、私が聞きたいことが分かっていたようで。

「愛美ちゃん…これが王様の力だよ。」

同じことをもう一度いわれたけど、意味が分からなかった…

「・・・・・」

「分からないって顔してるね…

愛美ちゃんの会社を傘下に入れたの理由は・・・

王様の傘下に愛美ちゃんを入れときたいから…それだけ…

自分の会社の傘下に勤めていれば、愛美ちゃんのことが分かるでしょ。

王様はそれだけの理由で、あの会社を買収したんだよ…

急に買収するって言い出したから、何事かと思ったけど、

理由は簡単でしょ…

愛美ちゃん…王様に愛されてるね…びっくりするくらい…

今の王様の気持ちとしたら、愛美ちゃんが大切なんだろう…


王様は愛美ちゃんと知り合ってからますます会社を大きくしているから、

愛美ちゃんが王様の原動力…力になっている。」


『そんな・・・・』