年下彼女に負ける俺-1-
「ねえね…他に好きなところは?」

佐伯さんが後ろから聞いてきた。




「他には…守ってくれるところとか、ちゃんと私のこと考えてくれてるところとか?」


いいなーと言った佐伯さんはシュンとした。

私も彼氏欲しいよと呟けば、喜嶋さんが佐伯さんに言った。




「佐伯はいつかできるよ。いつかな。」


「もう、バカにしないでよ!」


頬を膨らませながら怒る佐伯さんは怖くもなく、それどころか可愛いすぎる。


可愛いなんて、年上の人に使う言葉じゃないんだろうけど。





「そろそろ次の質問に行きません?」


拓さんがそう言えば、喜嶋さんが話を進めた。
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