年下彼女に負ける俺-1-
「ただいま!」


「おじゃまします。」


玄関で声を出して言うと、手前にあるドアが開いてお母さんが出てきた。





「おかえりなさい…って聡介君!」


「昨日はすみませんでした!美桜子さんは僕の家に泊まりまして…」



聡ちゃんは頭を下げながらお母さんに言っていた。

こういう真面目なところも好きだったり。




「もうそんなことはいいんですよ。美桜子が無事だっただけでよかったですから。」


「でも…」


「じゃあ家に上がって行ってくれますか?久しぶりにゆっくりして行ってください。」


「そんなお構いなく。」



聡ちゃんがそう言ってる時点でお母さんはすでにリビングに行ってしまった。
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