年下彼女に負ける俺-1-
「そんな時間まで俺がいたらお父さんびっくりするだろ。」


「確かに。腰抜かしたりして。」


「そこまで?」


お父さんの話で盛り上がり、二人で笑いあった。




だけどお別れの時間はすぐそこまで近づいていて、車の前まで来たところで後ろから聡ちゃんに抱きついた。


聡ちゃんの背中は広くて大きくて、温かかった。






「2日間ありがとう。とても楽しかったよ。」


「俺も。またそのうち会おうな。」


「うん、連絡するね。」




身体を離したところでこっちを向いた聡ちゃんは、私にキスをしてくれた。
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