年下彼女に負ける俺-1-
「今日はありがとうございました。」


「いえ、また来てくださいね。」


「はい。おじゃましました。」


私は外まで送ってくると母に言って、二人で家を出た。






「お母さん優しい人だったな。」


「でしょ?あんまり干渉してくる人じゃないの。」


「そっか。」


「お父さんも一緒だよ。」


そこで急に聡ちゃんの足が止まり、彼は口を開いた。





「お父さんに挨拶しなくて本当に大丈夫かな?」


「お父さん帰ってくるの遅いから大丈夫だよ。」


「何時に帰ってくるの?」


「夜中とかかな。」


「そんな時間までおじゃましちゃ迷惑だな。」



聡ちゃんの言葉に、私は迷惑じゃないけどねと言ってはニッコリ。



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