年下彼女に負ける俺-1-

*:美桜子は二人います。

「ねえ、昨日言ったことって嘘だったの?」



授業が終わり、休み時間になれば浅間に問い詰める。




「なんのこと?」


「おいおい。とぼけられちゃ困るよ。」





浅間の服を引っ張り顔を近づける。





「近い。」


「うっさい。」




浅間と私の距離はほんの五センチくらい。




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