年下彼女に負ける俺-1-
「そういえばさぁ、美桜子って彼氏いたよね?サラリーマンの。」



普段恋愛になど興味ない蜜が、私の彼氏のことについて聞いてくるなんて珍しい。

おもわず驚いてしまった。




「いるよ。今26歳のサラリーマンが。っていうか珍しいね、蜜がそんなこと聞いてくるなんて。」


「まあ、たまにはね。」


そして蜜は続けて言った。

この間、26歳のサラリーマンに告白されたんだよねと。





「えっ!?」


私はまた驚いてしまった。

そして起き上がる。
< 76 / 321 >

この作品をシェア

pagetop