はーとふる。
理由。



春side,,,.


次の日の夜、晴くんから電話がきた。


言われることは分かってた。


「はい?」

「春ちゃん?あの…」

「バイトなの」

「え?」

「あたし 一人暮らしなの お母さんもお父さんもいないから。
あたしが小学生の時に パパとママは通り魔に殺された。
憎いの…キャバ嬢やって化粧して年齢隠したら、ばれやしない!
だから利用してそいつを探してやろうってね、思いついたの!
だから次あたしを見ても無視して。」

「春ちゃん…そんなの、だめだ。 他に方法があるはず…「じゃあ
教えてよ!!」

「もう 電話しないで……」

春は乱暴に電話を切った。
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