水に映る月
夕方5時にバイトを終えて、阪急電車に乗った。
目的の駅に着き、以前、何度か泊まったことのあるタケルくんのアパートへと向かう。
その足取りは、とても重かった。
一人になるのが怖かったのかな‥。
何にも考えたくなくて‥。
大学生のタケルくんは、二回生。
カノジョはいるけど、遠恋だから暇を持て余してる。
「久しぶり♪」
「純ちゃん、久しぶりだね。」
部屋に入ると、彼の友達が三人、遊びに来ていた。