水に映る月
「チョー高級酒だから飲みやすいだろ?ほら、純ちゃん、もっと飲めよ♪」
「うん♪」
─ 丁度、酔いたい気分だし‥
あたしが一気する度に、タケルくん達は騒いだ。
女の子を酔わせるのって、そんなに楽しいことかな?
段々と酔いが回る頭で、そんなことを考えながら、あたしは飲み続けた。
「純ちゃん。高級酒なんだからさ~、味わって飲めよ~。」
なんて、柳田くんだけは不満そうだったけど。
勧められるままにガンガン飲んで、ボトルが空になる頃には、フラフラになっていた。