水に映る月
「純ちゃん、風呂は?」
「無理ィ。朝にする。」
「じゃ、オレ、入って来るよ。」
「はぁい♪」
シングルサイズのお布団に寝転んで、彼に返事をした。
九州男児って、お酒が強いんだっけ。
タケルくんは、少しも酔った風じゃ無かった。
きっと、タケルくんが出て来る前に、眠っちゃうな‥
寝込み、襲われんのかな‥
お酒、飲まないって決めてたのに‥
どぉでもイイや‥
瞼を閉じて頭痛と戦いながら、強くなる睡魔にウトウトしかけた時‥、
バッグの中に入れたままのケータイが鳴り出した。