水に映る月
買い物の後は、掃除をして洗濯をして、干していたお布団を取り込んだ。
寂しさを紛らわせる為に、あたしは、ひたすら動いた。
ボーッとしていたら、また涙が溢れて来る。
心許ない想いは、どうしようも無かった。
夜、早めにキッチンに立ち、料理を始めた。
あとは、慧が帰って来た時に、パスタを湯がいてスープを温めるだけ。
何度もメールを送ろうかと、ケータイを手にしては思い止まって‥。
ソファに腰掛け、見るともなくテレビを見ていた。
夜、9時頃だった。
慧が帰って来た。