水に映る月
 

「遊びに行きたいな♪あたしも今日はフリーやねん。」


彼の仕事が休みだと知って、ちょっぴり欲が出て来た。


“もう一度、会いたい”

ってキモチが

“もっと一緒にいたい”

に変わった。


「カレシ、仕事なんか?」


「カレシとかいないし。ケイちゃん、眠い?寝る?」


「ん、ダイジョウブやけどな。じゃ、純ちゃんが返してくれた金で遊びに行くか?」


「マジで?」


「マジや。でも、まだ7時前やな。10時まで寝ていい?」


「うんっ!10時になったら、叩き起こしたげるっ!」


慧は、ニッコリ笑って頷くと、ベッドに寝転んだ。

そして、あっという間にスヤスヤ眠ってしまった。


 
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