水に映る月
目覚めたら、12時前だった。
慧は、まだ眠っていた。
「ケイちゃん、起きて♪もぉ、お昼になった。」
そう声を掛けると
「ん‥、分かった。」
慧は、すぐに起きてくれた。
彼が出掛ける準備をしている間、あたしは簡単にメイクをした。
お化粧は、あまりすきじゃない。
だから、UVカットのクリームとルージュだけで終わる時の方が多い。
でも、今からデートだし♪
元々ビューラー要らずのクルンとカールした長いマツゲを、更に長くしたエクステは、そろそろリペアに行く時期みたい。
疎(マバ)らになっているから、マスカラで誤魔化した。