水に映る月
 

ミニ遊園地を満喫した後は、プリ機のコーナーで、一緒にプリを撮ることにした。


「プリクラなんか、オレ、滅多に撮らへんから緊張するわ。」


「そぉなんや。あたしも久しぶり♪」


落書きコーナーの画面に映し出された二人は、どちらも緊張した笑顔で、慧とあたしは顔を見合わせて笑った。


ケータイに画像送信したプリ写は、手を繋いで撮ったショット。

とても気に入ったから、あたしはその画像を待受画面に設定した。



「腹、減ったな。純ちゃん、なに食べたい?」


不意に、慧は、あたしの肩を抱き寄せた。


「え?」


ビックリしたあたしは、ケータイを落っことしてしまった。


 
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