誘拐犯は…神様だったのです!





「……」


もう、いっそのこと窓から飛び降りようか…そんなことも考えたけど


窓から地面との距離をみた瞬間にそんな考えは打ち砕かれた


「…あー…もう」


本当にどうしよう…


自分の思いには何も考えず行動に移せ!と、おばちゃんに教育されたけど



今回ばかりは、少し後悔してる。



「…はぁっ」


肩で思いきりため息をはき、私はそのまましゃがみこみ壁にもたれる



このまま朝まで過ごして、適当に誰かに見つかって元に戻されるのかな



それは…イヤだな…だってあんな大口叩いたのに脱走失敗だなんて


ツヴァイさんになんて思われるか…


いや、ツヴァイさんは優しいから多分笑顔で迎えてくれるだろう


それはまたそれで嫌だ…



< 132 / 616 >

この作品をシェア

pagetop