誘拐犯は…神様だったのです!




「……?」


黄土色の着物に金色の髪の毛をなびかせ、私がばらまいた用紙をいつの間にまとめたのか私に差し出して来た


でた…この人……



「トールさん…今は休憩中なので、それはいりません」


そう、隣に座ったのはトールさんだ


「そう言って、この間風にあおられて飛んで行ったのを回収したのは俺なんですけど…」



「…うっ」


その言葉に返す言葉はない



それは、つい最近の話しで、外で用紙を見ていた私は綺麗な花に気を惹かれ用紙を手から離した瞬間に空に飛んでいってしまった


紫音さんにもらったもので、無くしたなんて言ったら後が怖く



トールさんに回収してきてもらったのだ



「う…だから、何回も謝ってるじゃないですかっ」


不本意ながらもそれを受け取りギュと胸に抱くとトールさんは座ったまま腕を組む







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