誘拐犯は…神様だったのです!
「これです」
ガサガサと音を立てて差し出された物
「…あ」
フワッといい香りが私の鼻をかすめ、それと同時に目の前には黄色い蘭とかすみそうの花束
うわっ…綺麗…
「え、これ…どうしたんですか?」
ツヴァイさんから受け取り体に抱くと、彼はニコリと笑う
「はい、実は、凜様の家にあったのを持ってきました」
「私の家に?」
そんな、私の家に確かにおばあちゃんの為に蘭の花はあるけど
何日も経過してるから、枯れてるはず…それなのにこれは少しも萎れてなく綺麗だ
「はい、グレン…と言う方からです。一緒に名前の書いたメモがあり、以前その名前を凜様から聞いていたので…」
うそ…グレンさんが…
花束を見つめれば、確かにグレンさんのお店の名前が入ったリボンをしてる
・