誘拐犯は…神様だったのです!



「それは、良かったです。凜様の喜んだ顔が見たかったですから。それでは花瓶をご用意しますので、お好きなように飾ってください」



「あ、ありがとうございます」



そう言うなり、ツヴァイさんは花瓶を持ってくるため部屋を出ていってしまった



「……」


喜んだ顔が見たいか…ツヴァイさん、わざわざ家に言って持って来てくれるなんて…


しかも、グレンさんのことを覚えててくれたのにはびっくり


たいした話はしてなかったのに



いいお土産です。ツヴァイさん


そう心で呟き、花の香りを吸うといい香りとともに少しだけグレンさんの香りもした




やっぱり、会いたいな…グレンさんに…


ねぇ、グレンさん…絶対に人間界に戻るから…私のこと忘れないでね





そんなことを考え、私はツヴァイさんが来るのを待ち続けた―…




< 213 / 616 >

この作品をシェア

pagetop