誘拐犯は…神様だったのです!



天気もよく、気持ちいい風が吹いてるからと言われここに来たのも


私の心は、ここにはなかった…


「あの…本当に大丈夫ですか?ここ数日、様子がおかしいと思います」


「あ…いえ…そんなことないですよ!」



なんて言ったもの、実はここ数日ばかり私は自覚するほどぼんやりしてる時間が多い


「そう…ですか、それならいいのですが」


「……あは、は」


苦笑いを浮かべ、焦った気持ちを落ち着かせようと紅茶を飲むとツヴァイさんは優しく微笑む



「………」


実は、あの日…紫音さんの怪我を手当てしてから5日がすでに経過していたのだ


フウさんに紫音さんの場所を聞いたあの日、昼過ぎには帰って来ると言ったもの結局、屋敷に帰宅はしなかった




怪我をしているのを知られたくなかったみたいだから、何かあるんだろうと思いつつも、いつ部屋に来てもいいように、私は常に包帯を手放さずにいて夜もあまり寝ないで紫音さんを待ち続けた
のに


いまだ、帰って来る気配さえなく、少しも姿を見せてくれなかった




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